大学院工学研究院 機能の創生部門
大学院理工学府 化学・生命系理工学専攻 先端化学ユニット
理工学部 化学・生命系学科 化学教育プログラム

菊 地 研 究 室
(光物理化学・光機能性分子材料化学)

最終更新日 2024年4月1日  
Kikuchi Laboratory

Department of Chemistry
Graduate School of Engineering Science,
Yokohama National University

Updated 1 April 2024

 
 研究概要
 一重項酸素(活性酸素)
 紫外線吸収剤の励起状態
 磁気特性を有するフォトクロミック化合物の合成と物性
 ビラジカル分子の合成と電子状態解明 
 発表論文
メンバー
卒業研究予定の皆さんへ   
実験装置
研究室風景(工事中)
卒業生のページ 

 (パスワードは研究室伝統的装置名3英文字の小文字大文字の計6英文字)

更新情報
 2024年 4月 1日 研究室メンバーページ更新
 2024年 3月 8日 卒業生のページ更新
 2023年12月13日 発表論文ページ更新
 2023年11月1日 一重項酸素の研究ページ更新
 
---- 省略 ----
 2019年 5月21日 URL変更  
新着情報

2024年3月20日
五十嵐卒研生が日本化学会第104春季年会(2024)において,光安定化剤ジオクチルヒドロキシジメトキシベンジリデンマロナエートの光励起状態と光安定化機構に関する研究発表を行った。

2024年3月19日
岡嶋院生,𠮷本院生および福岡卒研生が日本化学会第104春季年会(2024)において,インドール誘導体によるキサンテン系色素光増感一重項酸素の生成抑制(岡嶋),抗マラリア薬キニーネ光増感一重項酸素のカテコール関連化合物による生成抑制(𠮷本)およびトリフェニルイミダゾール誘導体による一重項酸素センサーの開拓(福岡)に関する研究発表を行った。

2024年3月8日
1976年以降の卒業論文,修士論文及び博士論文の題目を卒業生のページに掲載しました。
印刷された卒業論文が見つからず,題目調査中の卒業生が7名います。
ご存知でしたら情報提供願います。
なお,修士論文および博士論文の題目は全て判明しています。

2023年12月13日
抗マラリア薬であるキニーネは紫外線を吸収して励起三重項状態になると基底状態の酸素分子にエネルギーを移動し一重項酸素を生成し,その生成量子収量はpHにより大きく変化することが判明した。pHを変化させてりん光および電子スピン共鳴スペクトルを測定し,キニーネの中性分子,プロトン付加モノカチオンおよびプロトン2付加ジカチオンの励起三重項状態の性格を明らかにした。これらの研究がSpringer-Nature社刊行の Photochemical & Photobiological Sciences 2023年12月号に掲載された。

2023年10月23日
水溶性UV-B吸収剤であるPBSA (2-phenylbenzimidazole-5-sulfonic acid)が水溶性ビタミンB2であるリボフラビンからの光増感一重項酸素生成を抑制する機能を有し,その機構を明らかにした研究が日本化学会刊行の英文速報誌 Chemistry Letters 2023年10月号に掲載された。

2023年9月7日
菊地教員が2023年光化学討論会において,抗マラリア薬キニーネの光励起三重項状態と一重項酸素光増感生成抑制に関する研究発表を行った。

2023年3月22日
鈴木大学院生(M2)および久永大学院生(M1)が日本化学会第103春季年会において,抗マラリア薬キニーネの光励起三重項状態と一重項酸素光増感生成抑制(鈴木)および水溶性有機紫外線吸収分子,ベンズイミダゾール誘導体によるリボフラビン光増感一重項酸素生成抑制(久永)に関する研究発表を行った。



2019年11月8日
八木幹雄名誉教授が電子スピンサイエンス学会より名誉会員の称号を授与された。

 〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5
横浜国立大学 理工学部 化学・生命系学科 化学棟
402号室(菊地教員)403号室(八木教員)

E-mail: kikuchi-azusa-rh(at)ynu.ac.jp,  
E-mail: yagimikio2(at)gmail.com

Associate Professor Azusa KIKUCH

Professor Emeritus Mikio YAGI